九州地方には福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島の7県があり、沖縄地方には沖縄県だけがある。この地域は面積、人口とともに日本全国の約12%を占めている。北は壱岐、対馬を隔てて朝鮮半島と、西は東中国海を挟んで中国大陸と向かい合い、南は南西諸島が飛び石のようにのびて、中国の台湾に続いている。 九州地方は、一般に山がちであるが、北と南では地形の特色が違っている。九州の北部には低く、なだらかな筑紫山地があり、その続きは北松浦半島などの半島となって、海岸線を複雑にしている。中央部には高くて険しい九州山地が北東から南西の方向に連なり、その東の端が、海に沈んでリアス式海岸となっている。山地の間にたくさんの火山や温泉がある。 筑後川は九州一の大きな川で、昔洪水を起こしていたため、筑紫平野ができたのである。九州地方は日本で最も温暖な地方で、特に冬が温和で凌ぎやすい。北九州は日本海式気候で、冬に曇りの日が多いが、降水量は少なく、雪はほとんど降らない。南九州は黒潮の影響を受け、夏には雨が多く、亜熱帯植物が自生している。九州地方は台風に襲われることが多く、毎年大きな被害を受ける。 |
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